ラジロースタイル

40歳FP。自閉症スペクトラムの子育てと独居父親の介護とダブルケアを実践中。四十にして惑わずをモットーに、いろなことにチャレンジしたいおじさんです。独立開業による老後に備え資産形成に力を入れています。

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自閉症スペクトラムはコミュニケーションが苦手なこともある

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みなさんこんにちは、ラジローです。

 

今日は自閉症スペクトラムの特性について書いていきます。

 

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自閉症スペクトラムの特徴のある子たちは、見たり聞いたりしたことを頭の中で解釈して場面に適した対応をとるということが苦手です。

 

「人」よりも「もの」に安心感を抱いて、特定のものをずっと握っていることがよくあります(うちの子で言えば、どこへ行くにもトミカを握っている)。
そのため、人に対して場に沿わない言動をして、周囲の人を驚かせてしまうことがたびたびあります。


家でマンツーマンで見ている分には気がつきませんが、大きくなって外で歩くようになると目につきます(これまでなんど「あちゃー・・・」と思ったことか)。

 

また独り言のような「オウム返し」や「一方的なコミュニケーション」など、子供との関わり方に困難さを感じる親御さんも多いのではないでしょうか。

 

自閉症スペクトラムの特徴を持つ子供のコミュニケーションや関わりのよく言われる具体例が、

  • 視線が合わない、あまり笑わない
  • スキンシップを嫌がる
  • 声をかけても反応しない
  • 人見知りせず誰彼かまわず話しかける
  • 親から離れる、迷子になる
  • 一人で遊ぶ
  • 話し言葉が出ない、独特な言い回し
  • たとえ話や冗談を理解するのが苦手
  • 空気が読めない、アイコンタクトが通じない

などです。

 

それぞれの具体例を以下に示します。

意思疎通の困難さ

赤ちゃんの頃から視線が合わない、抱きしめるのを嫌がる、あやしても笑わないなど、スキンシップの違和感を感じることがあります。
ショッピングモールなどで親から離れて行動しても平気で迷子になりがち、人見知りせず誰にでも話しかけるなども。
「子供が何かを指さしてそれを大人と一緒に共有しようとする姿」が見られないこともあります(共同注意)。

 

コミュニケーションの独特さ

話しかけてもその言葉を繰り返す「オウム返し」、自分の話した言葉をリピートする、欲しいものがあっても大人の手をつかんで連れて行く「クレーン現象」、同じフレーズを何度も繰り返す、年齢にあわない敬語を使う、棒読みに近い話し方などが見られます。

 

言葉をそのまま理解する

「耳が痛い」という慣用句などを「なんで痛いの?」と聞いたり、言葉の裏にある意味を理解することが難しいことがあります。冗談を言われても悪口と捉えてトラブルになることも。

 

相手に対する配慮が苦手

「太っているね」「かわいくない」とストレートに言ったり、「かして」も言わず相手のものを勝手にとる、泣いている子に優しくできない、という場面があります。
また自分の言いたいことをずっと話し、相手が嫌がっていることに気がつかないで相手が引いてしまうことがあります。そして、場が読めないことから叱られているときにニヤニヤして余計に怒られるといったことがあり、自己肯定感が低くなる一因となっています。

 

 

 

以上です。

特性に該当するような行動があるとしても、必ずしも「自閉症スペクトラム」と診断されるわけではありません。一つの例として捉え、それによって子供が困難さを感じているか、将来困らないかを考えることがまずは最初の一歩です。

ラジローの息子はまったく人見知りをしないので、散歩していると誰にでにも「こんにちは!」と大きな声で挨拶をします(ホント誰にでもです)。
元気にあいさつをすることは良いことなのですが、大人になっても「こんにちは!」と誰にでもあいさつすると思うと、場面や相手の気持ちというのを理解する必要性を感じています。

 

迷子になるのも困ったものです。ショッピングモールに出かけるとおもちゃコーナーに一目散、スーパーならお菓子コーナー。そこから動かない。いまそこに居たと思ったら一瞬で見当たらなくなる。するとものすごい大きな声で「パーパー!!」と遠くから呼び始める声がする(周囲の人はそれは驚いた表情をします)。

 

子供は自由奔放に育てば良いという意見もあると思いますが、人間は社会的生き物です。相手がどう感じるか、どうすればうまく人間関係を築くことができるのか。小さい頃からしっかりと学べる環境作りをすることが大切です。

 

 

本日もラジローのブログをご覧いただき、ありがとうございました。

 

 

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