みなさんこんにちは。
今日は息子が自閉症スペクトラムと診断されまでの診断記を書いていきます。
今日は2回目の診察について。
初回については、腸の病気で入院したときの主治医が、「発達が遅れていますね」という指摘があって、退院のときに「次回予約を入れておきます。発達の経過を見させてください」というところだったので、予期せず発達障害の診察がスタートしていったという感じです。この先生が小児の脳神経外科の専門であったこともきっかけの一つかもしれません。
夫婦の考え方の違い
最初に医師に発達の遅れを指摘されたとき、妻と私は息子の今後について話し合いをも持ちました。妻は「少しは遅れているかもしれないけど、自閉症というのは違うと思う」と、息子が発達障害であるという可能性について否定的でした。
もちろん、どの親御さんも自分の子供はすくすくと健康に問題なく成長してほしいというのが世の常でしょう。
ある日医師から発達の遅れを指摘されたところで、「子供のことをよく知っているのは自分たちだ」そんな思いがまずでてくると思います。
妻は自閉症スペクトラムの本を自分で買ってきた。そして読み終えて一言
「やっぱり違うと思う」
私は児童関係の仕事をしていたので、息子の特徴から自閉症スペクトラムに該当するだろうなぁ、という思っていました。なので、妻から見ると私の態度が腑に落ちないようでした。この頃、自閉症スペクトラムの可能性について、ちょっとした口ゲンカが多かったと記憶しています。
2回目の診察
そうして迎えたの2回目の診察。
診察ではまず、ブロックやおもちゃを使って医師が子供と話しました。
「これは何色?」「なんていう形かわかる?」など、簡単なものです。
そして親の問診の番。(その間子供は診察室のおもちゃで遊んでいる)生まれてからこれまで困ったことはないか、親として気になっていたことはないかなど、親に対する問診が行われました。
家庭では子供と1対1で接しているので、正直そんなに「困る」ということはありません(かんしゃくには困りますが・・・)。
ただ保育園での集団生活になじんでいない様子を話すと、医師は「なるほど」と納得したようでした。
そして医師から出た言葉はまた次回の予約の日程調整。
検査について聞いてみると、まだ2歳後半では検査が難しいとのことでした。
ただ、これからは「一番は子供のため」に、この子が生きづらさを抱えて生きていかないよう、いろんな支援の利用を検討しましょう、とのことでした。
こうして2回目(実質は初回の診察になるのだろう)の診察を終え、また次回数か月後の予約。
発達障害の診断は簡単には出ないー。
本日もラジローのブログをご覧いただき、ありがとうございました。