みなさんこんにちは、ラジローです。
今日は稲盛和夫著『心。』を読んだ話。
すべては「心」が決めること
目の前で起きていることを、良しとするか不可とするか。
決めるのはあなたの心です。
著者の叔父が結核にかかったお話では、稲盛氏の父と兄は献身的に看病しても結核に伝染しなかった。
稲盛氏は叔父の近くを通るときに”息を止めていた”
「病は自分が呼び寄せている、心が人生を紡いでいる」
「仕事に行きたくないな」と思えば足が重くなり「今日もやってやるか」と思えば足が軽くなる。
目の前の上司が自分を罵倒するなら「なんだコイツ」と心の中で思えばよい。
目の前の人間は「しゃべっているだけ」私の心に入ってくることはできない。
感謝の心を持って接する
先日、当ブログでも「ありがとうを周囲に伝えること」について記事を書きました。
感謝の心を持って接すれば、自然と周囲はあなたを信用するし、良い物事が自分からやってくる。
感謝を伝えれば相手はうれしいし、あなたが相手につくすことで相手はあなたに感謝をする。
「人間分子網目の法則」
『君たちはどう生きるか』でおじさんが僕に言った言葉。
人間はお互いが複雑に関係しあって社会を形成している。お互いが影響を与えながら。
他人を攻撃して敵対しあっては、網目の糸もブチブチ切れる。
人間社会の潤滑油は「感謝を伝える」ことのなのだ。
あきらめないこと
「水滴は岩をも穿つ」
あきらめずに少しずつでもコツコツ続けること。
そうすればできないことはない。
最近のベストセラー『サード・ドア』にも同じようなことが書かれている。
あきらめずに粘り強く嫌がられても続けることでビル・ゲイツに会うことができたお話。
最後まで続けた人が成功する。
ダイエットだって最初の一か月は体重がなかなか落ちない。
2か月を超えたあたりからスルスルと体重が落ち始める。
500円貯金だって、最後まで続けた人が30万円を手にすることができる。
退職金だって、iDeCoだって続けた人が大金を手にする。
仕事だって続けた人が信頼と技術と知識を手に入れることができる。
ただし、一つ気を付けたほうがいいのは、「続けるだけでは意味がない」ということ。
続ける効果を検証して、よりよい方法があれば試してみる。トライアンドエラーを繰り返して、精度を上げていく。
成功者とは、続ける力、改善する力がある人達なんだろう。
人生のありかた
稲盛氏は後半部分で「人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力」と説く。
一つでもゼロがあれば結果もゼロになる。
厳しい考えだが現実そうであろう。能力がなくても1は欲しい。
考え方は人から習えばいい。
”熱意”だけは、自分でコントロールすることができるものだ。
ただ独りよがりではいけない。
人生の師=メンターと出会うことが重要。
運命の師との出会いで人生は大きく変わる。
だから人と会うことを避けてはいけない。
いろんな人と会うことが人生を開く重要な一歩となる。
さあ、感謝の心を持って踏み出そう。
あきらめずに一歩一歩前へ進もう。
出会いを求めて外(世界)へ出よう。
すべては「心」に始まり「心」に終わる。
だから「心」に「。」がついている。
以上です。
始めて稲盛フィロソフィに触れました。
つくづく思うことはまっとうなことをまっとうにまっとうな心で続けることが、自分も他人も幸せにできる、と思いました。
本日もラジローのブログをご覧いただき、ありがとうございました。