ラジロースタイル

40歳FP。自閉症スペクトラムの子育てと独居父親の介護とダブルケアを実践中。四十にして惑わずをモットーに、いろなことにチャレンジしたいおじさんです。独立開業による老後に備え資産形成に力を入れています。

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放課後デイサービス支援事業所探しパート2

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みなさんこんにちは、ラジローです。

 

今日は自閉症スペクトラムである息子の放課後デイサービス事業所探しの話。

事業所を見学した結果、「子どもが気に入っている」「室内が明るくてきれい」というのが事業所を決める決め手でした。

 

 

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男の子ってホント元気



 

事業所の一覧を渡され唖然とした後

前回、受給者証の申請をして相談支援事業所の方と面談するまでを描きました。

 

rajiroh.com

 相談支援事業所を選んだあとはデイサービス事業者探しです。

うちの子は病院の心理士から「発音が不明瞭」と言われていたことが気になっていました。

役所からもらった一覧表には、各事業所に配置されている職員の資格を記載されていました。

そのなかから「言語聴覚士」の資格保持者を見つけたので(また家から近かった)、1カ所目はその事業所を見学に行くことにしました。

 

まずは子どもを連れて行かずに妻と私の二人で話を聞きに行きました。

 

1カ所目きれいな室内に好印象

1カ所目の事業所はきれいに整頓されて見た目は好印象でした。
私たちが見学に行ったときは3歳の男の子が一人いるだけでした。

サービスの事業所の母体は有料老人ホームを経営する有限会社。

多種展開しているメリットを活かして、施設間での世代間交流も行っている。

放課後他の子どもたちを迎える前だったので、「次回直接子どもを連れて見学にいらしてください、そのほうが日ごろの雰囲気がよくわかりますよ」とのことでした。

 

言語聴覚士の先生はまずは子どもと関係をつくって、その後個室で個別指導を行うとの説明がありました。

 

就学前の子どもは、お迎えをしたらまずはプリント学習をしておやつを食べます。

 

遊具ではログハウス風の小さな家があり、クリーム色の壁紙で明るい室内です。

うちの子が喜びそうな楽しそうな雰囲気。

最初に見た事業所でしたが好印象でした。

 

2カ所目保育所を運営する社会福祉法人が母体の事業所

2カ所目も家から近い事業所。

2回目の見学からは、子どもも直接連れて行って見学しました。

 こちらの事業所の母体は保育園を運営する社会福祉法人

保育園運営が母体と言うこともあって、運営方針は「とにかく自由に遊ばせる」

子どもたちは学校の規則に縛られて疲れて事業所にやってくる。

そのストレスを事業所でガス抜きすることで、家に帰ったら落ち着いて過ごすことができる、という論理。

 

デイサービス事業所というより「学童保育」に近いです、と事業所の主任は話していました。

 

宿題をやる部屋は別に用意されていて、大部屋で子どもたちがひたすら遊ぶというような感じです。

 

室内もきれいで、おもちゃも目新しく(たくさんの木のレールと汽車など)、うちの子も大喜び。

「前のところよりここがいい!」

と言っていました。

 

私たち両親が気になったことは、あまりに自由すぎないか??ということでした。

 

子どもを自由に過ごさせることには賛成です。

でも心配なのは、小学校に上がる際にはある程度集団行動ができるようになってほしい。

これが妻と私の希望でした。

 

でも、当の子ども自身が「ここがいい!」ととても気に入っていたので、まだ2カ所目ではありますが、帰りの車の中では「ここにしようか~」と妻と話すほどになっていました。

 

3カ所目施設は古めで年齢層が高い

3カ所目は自宅から少し離れたところの事業所。

こちらは障がい者就労支援事業所を行っている法人が運営している事業所です。

 

建物が古く、第一印象は「暗い」というところでした。

壁がベニヤだったことも影響しています。

 

この事業所は学習支援に力を入れていて、本社が作成したドリルを使って学習を図っているとのこと。

子どもの状況に応じてドリルの内容も変えているということでした。

 

子どもを連れて見学に行きましたが、おもちゃにお気に入りのものがなく、子どもはすぐに「帰ろう」と言い出しました。

 

また年齢層が高く、高校生の子も利用している事業所でした。

「ちょっと高校生と馬が合うかな~」というのが率直な懸念。

 

前の二カ所が明るくてきれいだったので、雰囲気的な要素で順位が下がってしまいました。
しかしオリジナルの教材を作成して学習支援に力を入れているところは魅力的でした。

 

4カ所目ちょっとカオスな事業所

4カ所目はこれまで見てきた事業所の中で、家から3番目に近い場所にある事業所。

閑静な住宅街にある、戸建ての家を利用した事業所です。

 

所長夫妻の家をサービス事業所にしている印象。

 

応対したのは所長である奥さん。

私たちと話している間もよく携帯電話が鳴り、職員へ支持を出している様子でした。

 

驚いたのは、子どもたちが「遊んでいる」というより「騒いでいる」というのが近いような感じがしたことです。

 

まるで「カオス」

 

リビング、和室で過ごす子どもたちには「家庭的な雰囲気」という感じは受けますが、ちょっと収拾がついていないな・・・と思いました。

 

うちの子についてはみんなのハイテンションに交じって一緒に遊んでいました。

(人見知りしないところが助かるところでもあり連れ去りに合いそうで怖いところ)

 

今日のスタイル

4カ所の事業所を見学して、第1回選択希望選手は「自由に楽しく遊べる2カ所目の保育所母体の事業所」、第2順位は「最初に見た言語聴覚士がいる事業所」でした。

 

やはり事業所内がきれいというのは「掃除が行き届いているなぁ、職員の指導が行き届いているんだろうなぁ」と好印象をいだく重要な要素です。

 

すべての事業所に「受給者証がとどいたらまた連絡します」と述べて見学を後にしました。

 

 

以上です。

 

放課後デイサービス事業所も、施設のカラーが様々で見れば見るほど混沌の中に迷い込んでしまいます。

多くて5,6カ所が適当ではないでしょうか。

見学に行くなら「子どもを連れて」「他の子どもたちが学校から迎えられてくる15時30分から16時30分あたりの見学が、事業所の雰囲気がよくわかる、です。

 

本日もラジローのブログをご覧いただき、ありがとうございました。

 

 

 

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