ラジロースタイル

40歳FP。自閉症スペクトラムの子育てと独居父親の介護とダブルケアを実践中。四十にして惑わずをモットーに、いろなことにチャレンジしたいおじさんです。独立開業による老後に備え資産形成に力を入れています。

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1歳6ヶ月検診で発達の遅れを初めて相談した話

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みなさんこんにちは、ラジローです。

 

今日は息子が初めて発達の遅れを指摘されたときの話をします。

 

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5歳になってもおしりふきは仕上げの介助が必要(^_^)

 

 

 

 

 

最初は言葉の遅れだった

 ラジローの息子は、立ち歩き始めは早かったほうでした。10ヶ月過ぎるころにはバリバリ歩いていました。

 

しかし、息子から「言葉」がなかなか出てきません。

 

「アーッ!」とか発声はするのですが、「マーマー」や「パーパー」「ブーブー」などの最初の発語がなかなか出てきませんでした。

 

私たち夫婦は息子が何を言っているのかだいたいわかることができたので、親としてはあまり困っていませんでした。今思うと息子が三番目の子ということもあり、子育てに慣れみたいなものがあって、子どもは勝手に育つというような気持ちがあったのかもしれません。

 

また息子は発語はありませんが、「ゴミ箱に捨ててきてちょうだい」とか「ティッシュとってちょうだい」というこちらの話を理解して、そのとおりにすることができました。

 

 

問題として意識するようになったのは1歳6ヶ月健診

1歳6ヶ月健診のとき積み木指さしなどの発達の検査は特に問題なくクリアしていました。
身長体重歯科検診も問題なく通過しました。問診票の「気になるところ」に発語がみられないことを書くと、健診終了後に会場の隅っこで保健師さんとの面談が行われたのです。

 

保健師さんとの面談では、改めて積み木や指さし検査の確認がありました。そして、後日市の保健センターで保健師との個別面談を行うこととなりました。

 

 

保健センターで個別相談

後日保健センターへ電話し保健師との面談の予約を入れ、妻と二人で保健センターを訪訪問。

幼児ルームのような部屋にはベテランの風格ただよう保健師さんが机に座っており、子どもはそこのおもちゃで遊びながら相談がスタートしました。

 

産後からこれまでのこと、親の関わり方、兄弟の関わり方など話す。そしてまた積み木やおもちゃを使って保健師と子どものやりとりがありました。

 

息子はこちらの話を理解している様子があったので、ベテラン保健師さんの最終的なアドバイス「今は言葉をためている時期。特に心配すること無く様子をみてみましょう」ということであった。正直「個別に相談をして様子を見ましょうなのか・・・」と、思ったところもあります。

 

その後初めて発語「マンマッ(ママ)」が出てきて、「パパ」や「ブーブー」と言葉は増えるものの息子からの発語の一方通行で、2歳を過ぎても会話らしい会話はできません(その後入院したときの小児科医のフォローへつながることとなる)。

 

今年で6歳になる息子は、今ではうるさいくらいおしゃべりな子になっています(おしゃべりがすぎて食事が進むのが遅いというくらい・・・)。

 

保健センターへの個別の相談はこの1回のみ。

それ以降保健師と相談することはありません。このお話は決して保健師に相談してもどうにもならなかったというわけではありません。むしろ、幼少期に発達障害自閉症スペクトラムを見抜くことは困難である、ということをわかってもらえるのではないかと思います。

 

泣きがひどい、極めて多動という子はわかるかもしれませんが、ボーダーあるいはそれに近いという子は気づかないでしょう。
そのため、発達障害とわかるまでは頭の片隅に「かもしれない」という思いを持ちつつ、子供の様子を十分に観察することが必要でしょう。

 

生まれたばかりの子どもはみな同じ。生まれた瞬間から「育ち」がスタートします。最初は同じでも徐々にその成長に差が出てきて、1歳から2歳を超えるくらいから発達に顕著な差がみられるようになると思います。

 

私の経験から一つみなさんにお伝えしたいことは、子どもの発達はレース(競争)ではないということである。発達が早い子も遅い子も、普通と言われる一般的な子もちょっと個性の強い発達デコボコがある子でも、みんな必ず成長する。

 

以上です。

本日もラジローのブログをご覧いただき、ありがとうございました。

 

 

 

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