ラジロースタイル

40歳FP。自閉症スペクトラムの子育てと独居父親の介護とダブルケアを実践中。四十にして惑わずをモットーに、いろなことにチャレンジしたいおじさんです。独立開業による老後に備え資産形成に力を入れています。

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損保ジャパンからフリーランス専用保険が出た

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国内で初めての保険

 

みなさんこんにちは、ラジローです。

 

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働きすぎじゃないですか

 

先日、日経新聞の記事にこんなのが出ていましたね。

損害保険ジャパン日本興亜は特定の組織に属さず働くフリーランスが企業から報酬を受け取れなかった際、弁護士費用を補償する保険の取り扱いを8月中に始める。働き方が多様化するなか、フリーランスの約7割が報酬の未払いトラブルを経験しているとの調査もある。保険によって誰でも安心して働ける環境づくりを後押しする。

2019.8.17 日経新聞 

 フリーランスに特化した保険は国内で初めてのようです。

国内のフリーランス人口はフリーランス協会の推計では1000万人を突破しております。

 

https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12602000-Seisakutoukatsukan-Sanjikanshitsu_Roudouseisakutantou/0000189092_2.pdf

 

 

一方内閣府の推計では300万人。

 

 

フリーランスってこれからの時代の働き方で、定義がまだまだはっきり定まっていないところが大きいと思うんですよね。

 

兼業・副業も入れるのか、フルタイムかパートかなどなど。

 

ちなみにフリーランス協会の定義では 「特定の企業や団体、組織に専従しない独立した形態で、自身の専門知識やスキルを提供して対価を得る人」

 

とな。1000万人と300万人の違いって何?

 

これからのフリーランス

テレワークの推進、兼業・副業の解禁で今後ますますフリーランスが増えていきます。

 

フリーランスって名前の響きは颯爽としてかっこいいですが、実態としては「下請け」が多いんですよね。

 

なので、注文者が「ちょっと支払い待って」と言ったら待つことになるのが大半です。
クライアントによっては、「これじゃ高いから減額して」なんて一方的に言ってくるところもあります。

 

普通のフリーランスってめちゃくちゃ立場が弱いんです。

 

その上「個人事業主」なので、労働者ではありません。
年休もなければ労災も適用されず、傷病手当金だって利用できません。
個人で働くフリーランスは立場が弱いのです。

 

弁護士に相談するくらいなら5万10万の報酬を諦めたって、あるんですよ。

 

下請法の改正など、公正取引委員会もいろいろ検討しているでしょうが、依然トラブルは多いんですね。

 

損保ジャパンの新しい保険では、一方的な減額、不払いなどの際に訴訟費用を保険金でまかなえるようになり、契約者が弁護士と電話で相談できる窓口も用意される。

 

保険金50万円の契約で年間5千円から。
高いと思うか安いと思うかはあなた次第。

 

フリーランスが目指したいところ

一番目指したいところは、

 

   「じゃあオタクの仕事は次から引き受けないよ」

 

って言える超エキスパートフリーランスになることですね。

 

そのうちフリーランス労働組合ができて、企業と団体交渉できるようになりますよ。

 

ただただ年功序列で給料が上がるんじゃなくて、仕事の内容で給料決まるがジョブ型雇用、ガンガン転職する雇用の流動化、国が目指すとこはそこでしょうからね。

 

以上です。

本日もラジローのブログをご覧いただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

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