資産設計を考えよう
みなさんこんにちは、ラジローです。
これからの長い人生、健康を意識する人も多いのではないでしょうか。
自身の資産についても健康と同じくらい意識を持つことが必要です。
今日はそれぞれのライフステージに合わせた資産設計を考えてみましょう。
(この記事は2019年8月現在の情報に基づいて書いています)
健康寿命と資産寿命
人生100年時代を迎えた現在、平均寿命の他に2つの寿命が注目されているのをご存じでしょうか。
1つは健康上問題がない状態で日常生活を送れる期間を意味する「健康寿命」
2016年時点で日本の健康寿命は男性72歳女性は74歳で、平均寿命である男性81歳、女性87歳と比較してそれぞれ10年程度差があるんです。
この差をできるだけなくすこと、つまり健康でいられる期間を伸ばすことができれば、医療費や介護費などを抑制することが可能で、それによってお金の心配を減らすこともできる、というわけです。
もう一つは、お金の面で心配なく生活できる期間を示す「資産寿命」
資産寿命を本来の寿命に限りなく近づけることが幸せな老後を過ごすポイントであり、資産形成の最終的な目標になるでしょう。
資産寿命を延ばすためには、若いうちから少しずつ資産運用に触れ、知識や経験を積み重ねておくことが重要です。
そうすれば退職金や老後資金を運用するときには投資の知識が身についています。
これから老後まで時間があるという方は、それまでの時間を利用して今から少しずつ資産を増やす効果を高めるために、積み立てNISAやiDeCoをぜひ活用していきましょう。
資産形成の継続でお金も長生きさせる
老後はそれまでに蓄えた資産を少しずつ取り崩して、年金だけでは不足する生活費に充てる人が多いでしょう。
取り崩すペースが速すぎると資金不足に陥る恐れもあり、心配しすぎてお金が使えないと豊かな老後生活を送るうえでもったいないことになります。
資産額と毎月の生活費から毎年いくらまで取り崩せるのかを計算して、計画的にお金を使うことが大切です。
資産寿命を延ばすために、定年後も資産の一部を運用に回して資産形成を継続することを考えましょう。
資産を運用せずに取り崩した場合と、運用しながら取り崩した場合では資産寿命に差が産まれます。
資産が尽きてしまうと想定される場合には、定年後も働いて老後資金の取り崩しを遅らせる必要があります。
老後資金の運用では、リスクはできるだけ抑えるとこが重要になります。
資産配分は年齢が上がるにつ入れて株式の配分を下げていくなど、資産寿命を考えながら長期で安定した資産運用を心がけたいですね。
もちろん当面の生活資金は別途、安全資産として確保しておくことが大切です。
また資産にある程度の余裕のある人は、次の世代に”承継”することも考えるのが望ましいですね。相続税のシュミレーションや不良資産の整理など、迷惑をかけない方法を検討しましょう。
世代間の資産移転をスムーズに進めることが子世代、孫世代の資産形成になります。
まとめ
「貯蓄から資産形成へ」はこれまでもよく言われてきたことですが、実践できている人はまだまだ少ないでしょう。
これまでは貯蓄だけでもなんとかなる時代でした。
しかし人生100年時代を迎えた今、私たちにとって今資産形成は必要不可欠になっています。
より安定した資産形成を実現するには長期で取り組んでいくことが重要です。
来年よりは今年から資産形成を始めたほうが、より長くお金は働いてくれますよ。
以上です。
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投資は自己責任です。自分で勉強してわからないことは専門家に聞いて、自分の責任で自分で決断して金融商品を選びましょう。未来をコントロールできるのはあなた次第です。
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本日もラジローのブログをご覧いただき、ありがとうございました。