ラジロースタイル

40歳FP。自閉症スペクトラムの子育てと独居父親の介護とダブルケアを実践中。四十にして惑わずをモットーに、いろなことにチャレンジしたいおじさんです。独立開業による老後に備え資産形成に力を入れています。

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【保険】医療保険の考え方

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みなさんこんにちは、ラジローです。

 

今日はFP技能士2級である私の保険に対する考えについて、書いてみます。

 

 

保険は家計のマネープランと深く関係している

保険料が高すぎると家計の重い負担となり、 逆に保障が足りないと予想外の出来事に対応できなくなります。ライフステージごとに必要な保障と資産形成をプランニングできる力は、幸せな「生き生きライフ」を送るためには必要だと思います。

2016年度の生命保険文化センターによる「生活保障に関する調査」では、日本人の約72%が医療保険に加入していることがわかりまし。

 

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引用元:公益財団法人生命保険文化センター「生活保障に関する調査」平成28年

www.jili.or.jp

 

70%と聞いて「医療保険ってみんな入っているんだ。私もはーいろっと」と感心したあなた。
医療保険の複雑な保障設計(入院日額いくら、手術は何倍、通院ありなし、女性疾病保障、ガンや先進医療などなど)と、将来の健康不安について健康な時点で想像して内容を決めることから、「医療保険ってどう設計したらいいの?」と難しく感じる人が多いのです。

医療保険は設定条件や特約が複雑ですが、3つのポイントを勘案して選ぶと選びやすいと思います。

 

終身型で一生涯の保障を確保すると月々の保険料は安くなる

「終身型」は契約時の保障内容と保険料が生涯変わらず続く契約です。なので支払いが安定します。若いうちに加入したら安い保険料が継続します。ただし若いときの契約がそのまま継続することになります。それに対し「定期型」は一定期間(例えば10年間)や一定年齢(例えば65歳払込)まで保証して契約更新時に保険料が再計算されて上がる仕組みです。年齢を重ねるほど保険料が上がっていきます。

 

退職年齢前に支払い終了して老後の生活費を楽にする

老後の保険料の支払いがなければ老後の生活は楽になります。例えば「65歳払込」にすると65歳までに保険料の払い込みが終了し、その後の保障が一生涯続きます。それに対して「終身払い」にすると保険料は安くなりますが、支払いが一生涯続くので老後の生活を圧迫する原因となります。

 

シンプル・イズ・ベスト スリムな保障内容を心がける

すべての不安を保険でまかなおうとしてさまざまな特約を付けると、医療保険の保険料は高くなります。本当に必要な保障は、公的医療保険や高額療養費制度でも足りない分だと理解しましょう。現在加入中の医療保険も「公的制度を活用しても足りない部分」に限定してスリム化すると保険料が節約できる可能性があります。

日本には国民皆保険制度を原則とした公的医療保険があり、自己負担する医療費は最大で3割で医療を受けられる仕組みと、1か月間にかかる自己負担額の上限を超えた医療費が給付される高額療養費があります。例えば、ざっくり言うと医療費が月100万円かかり、病院で3割負担の30万円を支払っても、自己負担する限度額は8万数千円なので差額の21万円程度が支給されることになるのが高額療養費制度です。

ただし入院中の食事代や個室利用の差額ベッド代などは全額自己負担です。また仕事を休む分給料が減るのでその対策も兼ねて民間の医療保険で不足分を補うという考え方でよいでしょう。

 

 

 

以上です。

 

「LIFE SHIFT」人生は100年時代の到来が今注目されています。保険は勧められるがままに加入するのではなく、NISAやiDecoも加味しながらしっかり内容を考えて選びましょう。

 

 

本日もラジローのブログをご覧いただき、ありがとうございました。

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