ラジロースタイル

40歳FP。自閉症スペクトラムの子育てと独居父親の介護とダブルケアを実践中。四十にして惑わずをモットーに、いろなことにチャレンジしたいおじさんです。独立開業による老後に備え資産形成に力を入れています。

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自宅を担保に老後資金を借りることができる「リバースモーゲージ」とは?

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みなさんこんにちは、ラジローです。

 

老後資金2,000万円問題。参議院議員選挙が終了してなんだか尻すぼみになっていますが、「いまから対策するの?」と不安に思っている方はまだいらっしゃるでしょう。

 

そこで今日紹介するのはリバースモーゲージという仕組みです。

この仕組みは自宅を所有している方が利用できる制度となります。

家と電卓の画像

リバースモーゲージの仕組みを知っていて損はない

 

リバースモーゲージとは?

リバースモーゲージは自宅の土地・建物を担保に差し入れて金融機関から融資を受ける仕組みです。しかし、返済方法が通常の住宅ローンとは大きく異なります。
通常の住宅ローンは元本と利息を毎月返済していきますが、リバースモーゲージでは利息のみを返済していきます

 

元本は生存中は返済する義務が無く、死亡後に支度を売却して一括返済することになります。

 

金利は現在超低金利の住宅ローンよりは高くなりますが、元本の返済がない分月々の返済額が抑えられる場合が多いのが実情です。

 

最近では相続や空家問題などで自宅の相続を敬遠する人が増えているようです。自宅を残して問題になるくらいなら、老後資金として活用した方が幸せな老後を送ることができますね。

 

リバースモーゲージは必ず売却しないといけないの?

リバースモーゲージでは死亡後に必ず自宅を売却しなければならない、という訳ではありません。

相続人が一括返済をしていも良いですし、リバースモーゲージで得た資金で新居を購入して旧自宅を売却することも可能です。また、夫死亡後妻が自宅を出なければいけないということもなく、相談に乗ってくれる銀行もあります。

 

リバースモーゲージで注意することは?

リバースモーゲージでは必ず融資を受けられる訳ではありません。月々の返済が発生するので、金融機関の審査に通る必要があります。

 

また現在は日銀のゼロ金利政策金利が低くなっていますが、金利が低いということは「今後は上がる」可能性がある、ということです。

 

一般の住宅ローンではフラット35など長期の固定金利ローンがありますが、リバースモーゲージでは金利が上がれば利息である返済額も増加します。地下の下落リスクも考慮が必要です。

 

自宅を活用して老後資金を調達する手段もさまざまです。それぞれの制度にメリットデメリットがあります。

 

まとめ

これからの老後は自己責任の時代です。

銀行など金融機関に十分に、よくよく相談しましょう。

 

そして「将来リバースモーゲージで自宅を売却したらいいか」とこれ一本で考えずに、iDeco(イデコ)やNISAも活用して計画的に老後資金の準備を検討しましょう。

 

 

 

以上です。

本日もラジローのブログをご覧いただき、ありがとうございました。

ラジロー画像

 

 

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