みなさんこんにちは、ラジローです。
景気後退のサインとされる「長短金利の逆転」(逆イールド)が米国で続いています。
アメリカ株の好調に乗っかれとばかりに米国ETFを購入しておりましたが、7月14日日経新聞朝刊に「米株高は最後の宴か 長短金利逆転か 金融相場は過熱」という記事が掲載されておりました。
過去逆イールドのサインが出た後は景気後退の波が押し寄せてきております。2年債と10年債の逆イールドが発生して景気後退に陥るまでの平均期間は1年9か月。
これはあくまでも平均です。米中貿易戦争の不確実性、ブレグジット問題、米国とイランの問題などなど、世界は波乱に満ちてきました。果たして1年9か月も持つでしょうか。
1960年以降に10年債と2年債の利回り差が消えた局面は、大きく分けて6回あった。そこから米国株は高値まで平均で29%上昇した。利回り差が消えるまでの1年間の平均(15%)より大きい。UBSウェルス・マネジメントの青木大樹・日本地域最高投資責任者は「逆イールドは景気が実際に悪化する前に、利上げの打ち止めや利下げ開始への期待感が高まった段階で発生する」と指摘する。
2019年7月14日日経新聞朝刊より
FRBの利下げっ期待が高まっています。市場はすでに”織り込み済み”らしいのです。こんなに米国株が上がっているのに、FRBは何をもって利下げをするのでしょうか。
「利下げしない」ことになって、米国株が暴落する可能性の方が恐ろしい。
最高値を付けたところで、いったん利確をしておくのが利口なやり方。
相場の格言「もうはまだなり まだはもうなり」
高くなれば次は下がるのが世の常。
昨今ロボットによる高速取引のおかげで、暴落の幅が半端ない。勝てるのは人間の勘しかない。なんだかいやな予感を直感したら、手を打っておくのが今の相場のキモではないでしょうか。
以上です。
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