みなさんこんにちは、ラジローです。
ブログを書くにあたって、毎日ネタ探しにもがいています。
でも果たして、それが長続きするでしょうか。
「読みたいものを書けばいい」痛快明瞭。
そんな著書が今ちょっと話題になっています。
『読みたいことを、書けばいい』
『読みたいことを、書けばいい』は田中 泰延氏著、ダイヤモンド社から出版されています。
「人生が変わるシンプルな文章術」のキャッチコピーと、「幼稚園の先生にも、大柄なジゴロにも、大飯食らいの居候にも、交響楽団指揮者にもなれそうな男が、本を書いてしまった」と糸氏重里氏のことが帯に記されています。
書店のポップでは「林修の初耳学でとりあげられて話題沸騰」の表示。
「へぇ~」と思って本を手に取って立ち読みすると衝撃。
これは「見たらわかる」と言いたいところですが、何が衝撃と申しますと、とにかくビジネス書にあらずとばかりに「字と行間がデカい」。
本文の画像をお見せしたいところですが、できないところですので、ぜひ書店で手に取ってみていただきたい。
そして著者の述べていることに大いに感じていただきたい。
巨人の肩に乗る
巨人の肩に乗る。
これは阿部慎之助の肩に乗るというわけではございません。
これまで幾多の数多の文章が世の中に書かれてきました。
それらの上に乗っかれということです。
パクれとまでは言わなくても、人が書いた文章を大いに参考にしろ、そして乗っかれということです。
肩に乗るけど肩の荷が下りる言葉ですね。
しかしこんなことも述べています。
「ライターの考えは全体の1%以下でよい。1%以下を伝えるために後の99%以上がいる」
これは結構厳しい言葉ですね。
「99%は事実を書け」ということです。
5000字書くなら4500文字は徹底的に調べた文章を書けということですね。
それぐらい「事実」を見つめろということでしょう。
明日から目の前の事象に意識を集中しよう。
事象に触れて生まれる心象
文字も行間もデカいので一気読みできる。
面白いのは著者の言っていることが痛快なこと。
普段みんなが心の中で思っているであろうことを、はっきりとシンプルな文章で打ちこんでくる。
例えば新聞に書かれる文章の起承転結の流れについて。
結局は「結びが軍靴の音が聞こえてくる」になることをスパッと書いている。
そして「事象に触れて生まれる心象」を書け、というのが著者のもっとも言いたいことだろう。
「事実」に触れて「心」が動いたところを、徹底的に調べあげて、それこそ国立国会図書館も使い倒して、文章を書く。
「これだ!」と目からうろこが落ちました。
ネタを探すより、毎日の何気ない日常を観察して「ブルっ」と震えた瞬間をとらえて文章を書く。
朝起きて虹がかかっていた、今日は子どもが自分から起きてきた、そんなことでいいんだなと。難しく考えなくていいんですよ。
感じたことを書きましょう。
まぁそれを詳しくどう調べるのかという問題が残りますが・・・
書くことは生き方の問題
著者は「書くことは生き方の問題」という。
どのように生きるか、人生に何を感じるか。
最近スマホばかり見ている自分に気が付く。
書くことで人生を表現できる。書いてきた結果は生き方そのものである。
見ている時間があれば書いたほうがよい。
Howより、Whatなんだろうな、きっと。
以上です。
「事象に出会った時、そのことについてしっかり調べて、愛と敬意の心象を抱けたならば、過程も含めて、自分に向けて書けばいい」
自分が読みたいものを書こう。
本日もラジローのブログをご覧いただき、ありがとうございました。