ラジロースタイル

40歳でサラリーマンからFPとしてフリーランスに。自閉症スペクトラムの子育てと独居父親の介護とダブルケアを実践中。四十にして惑わずをモットーに、いろなことにチャレンジしたいおじさんです。

お盆のときに親と相続の相談をしないと予見される3つのデメリット

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みなさんこんにちは、ラジローです。

 

夕焼けの写真

いつかは日が暮れる

 

今日の日経新聞にこんな記事が載っていました。

 

相続「親と相談せず」が6割 税理士法人調査 

相続が将来発生する可能性があるにもかかわらず、相続について会話をしたことのない親子が6割近くに上ることが、相続税の申告業務を数多く手掛けるランドマーク税理士法人横浜市)の調査で分かった。親子で資産の話をしづらいという回答が多く、同法人は「できるだけ元気なうちに話し合ってみてほしい」と話している。

2019年8月15日日経新聞

 

相続の相談を親としていないと、肝心なときに慌ててしまう3つのデメリットを紹介します。

 

そのデメリットは

  1. 準確定申告に間に合わなくなる
  2. 手続きに必要な書類のありかがわからない
  3. 認知症になったときに何もできない

です。

 

 

 

準確定申告に間に合わなくなる

亡くなった方が個人事業をしていた場合、死亡した日の翌日から4ヶ月以内に確定申告をおこなう必要があります。これを「準確定申告」といいます。

父親は故人事業をしていて母親と二人暮らし長男の自分はサラリーマンをしていた場合、なれない確定申告に戸惑うことが多くあります。
帳簿作成、青色専従者給与の源泉徴収などなど。母親が経理にノータッチならなおさらです。

また準確定申告は相続人全員の連署と押印をして納税することが必要になりますので、各人が故人の所得税を相続分であん分して支払うための準備が必要です。

 

手続きに必要な書類のありかがわからない

これが一番困るのではないでしょうか。取引銀行がわからないと可能性のある銀行すべてに照会をかける必要が出てきます。

また生命保険についても、毎年送付される契約内容のお知らせなどでわかることもあるかもしれませんが、どんな保険にどれくらい加入しているか知っておかないと、請求漏れが起こる可能性は否定できません。

こんな話しがありました。

父親が亡くなった後に、母親が「そういえば1000万円の保険があったと思うんだけど」と言うのだけれども探しても見つからない。当の母親は「いや確かにどこかにある」と言う。でも探しても見つからない無限ループに陥った。

いうお話です。

 

特に高齢のご夫婦の場合、奥さんに財産の状況も詳しく知らせずに現金を渡しているだけ、という方もまだまだいらっしゃいます。

額は教えてくれなくても、書類一式くらいはまとめていてほしいですね。

 

認知症になったとき何もできない

今は困らなくてもとから困るのが「認知症になったとき何もできない」ことではないでしょうか。
親が認知症になって意思能力が無くなると遺言書が書くことができません。
金融機関でお金を引き出すこともできなくなります。

そのとき成年後見制度を利用しても時間がかかります。遺産の分割についても当人の医師を推し量るすべも無く、相続人でも揉めてしまうこともあります。

なので元気なうちにお盆で集まったみんなの前で「自宅は長男。預金は長女と次男でわけなさい」「認知症になったら老人ホームに入れてくれ」くらいは話ができると、のちのち対応がしやすいと思います。

 

私の場合

私は父に終活ノートの記入を依頼しています。父は母が亡くなって一人ぐらし。身の回りの家事もおろそかになってきて、自宅の片付けもままなりません。

そんな父に終活ノートの記入を依頼しても、「まだ元気だから大丈夫だよ」と意に介さずです。

でもあきらめずに口酸っぱく「困るのは残された遺族なんだよ」と言い続けています。

 

みなさんも、諦めずに頑張って実家の父母と相続の話し合いをして見てください。

 

妻方の義父の相続手続きを手伝ったとき、本当に大変でした。あちこちに書類をもっていって、たびたび相続人全員に署名押印をもらって、印鑑証明も追加でもらったり、全部で一年近くかかった思います。

 

備えあれば憂い無しです。私は親と相続の話し合いをすることを強くオススメします。

 

 

以上です。

本日もラジローのブログをご覧いただき、ありがとうございました。