みなさんこんにちは、ラジローです。
今日は初めての胃カメラ(胃の内視鏡)からピロリ菌が見つかった話をします。
初めての胃カメラ
今年の3月の健康診断で初めて胃カメラ検査をオプションで実施しました。理由は今年で40歳になるので一度は受けてみたほうがいいと妻に勧められたためです。
今まで体験したことがなかったので、「必要あるかな?」と思いました。あんなカメラを飲み込むなんて恐ろしいと思ったのも事実です。
昨年末退職した会社で予約していた健康診断でした。健康保険の任意継続にしていたので問い合わせたところ、任意継続でも補助が出るのでそのまま受診可能とのことでした。
そして迎えた健診当日。胃カメラ受診者は朝7時受付開始。血圧、採血、その他一般的な健診を終え、いよいよ胃カメラ内視鏡の順番がやってきました。
鼻から麻酔を入れる
私が受診した胃カメラは鼻から入れるタイプの検査でした。胃の内視鏡をやる前に、鼻から麻酔を入れる儀式があります。
前室みたいな部屋で腰掛けて、看護師さんが来るのを待ちます。
そして「風ひいていませんか、鼻水出してください」と看護師さんに指示され、まず鼻に点鼻薬のように薬を入れます。
そして5分ほどそのまま待ちます。再度鼻から点鼻薬の麻酔を入れます。またしばらく顔を上に向けたまましばらく過ごします。
そして3回目の点鼻薬麻酔を投入。この頃には鼻がボワーっとしてきて、麻酔が効いてくる感覚が出てきました。
3回の麻酔の点鼻を終え、いよいよ胃カメラ室へ移動。医師が待ち構える部屋へ入ると、ベッドに横になります。
ちなみにこの前室に置かれていた説明用紙では、口から行う胃カメラ検査の麻酔は手間も時間も鼻から実施するよりかかるそうです。自動車の運転にも制限があったので、口から胃カメラを行う方は要確認です。
いよいよ初めての胃カメラスタート
胃カメラの先端の大きさは鉛筆くらいの太さでした。まず鼻から胃カメラを挿入。しかしそこで予想外の出来事が。医師が「ちょっと穴が狭いですね。通るかな・・・」と言いました。鼻の穴の通りが悪いとカメラが入らないことがあるようなのです。入れてみないとわからないし、これで入らないってなったら麻酔のやり直しか!?と、不安に思いましたが医師が「いけるかな」とチャレンジしてもらい、胃カメラを通すことができました。
鼻の穴に胃カメラを通したとき、水が入ったようなヒリヒリ感がありましたが、そんなに痛くはありません。喉の中を通っているときも、物を飲み込んでいる感覚です。
胃カメラが胃に到達すると、まず胃の洗浄が行われます。胃が膨らむ感覚がありました。
そしていよいよ初めて自分の胃とご対面です。思ったよりきれいなピンク色をしていました。医師も「きれいですね」と言ってくれましたが、「この赤いのはー」と言い画面の1か所を指差しました。
「ピロリ菌の可能性があります」と衝撃の一言。気になる赤い部分はここだけで、胃カメラ検査は終了しました。
医師の説明では、採血し終えた血液検査にピロリ菌の検査を追加した方が良いとのことで、検査追加のオーダーを出しました。追加の金額は1500円程度でした。胃がんのリスクを考えると、ピロリ菌の検査は絶対にやったほうがいいと思います。
初めての胃カメラに緊張マックス
初めて胃カメラを体験しました。鼻からカメラを通したときは大丈夫でしたが、胃まで入ると何度かもどしそうになりました。その時そばについている看護師さんが私の体を優しくさすってくれていたので、なんとか耐えることができました。母のような天使のような看護師さんの持つ力です。きつくて涙は流してしまいました(泣)
終わってみたらあっという間でしたが、医師より「もし今回の検査でしたピロリ菌が陽性であれば、除菌治療を受けてください。そして来年また胃カメラを受けてください」と言われました。
除菌治療を受けても完全に除菌されていない場合があること、ピロリ菌がいた場合はしばらく受け続けたほうがいいとのことでした。
ピロリ菌の除菌治療を行っている町のクリニック一覧をもらって、健診をあとにしました。
以上です。
40歳になったら大腸内視鏡と胃カメラを勧められると思います。ピロリ菌は昔井戸水などにいた菌が親の口を経由して私達世代に感染していることが多いようです。私は今回の健診の1年後になる来年3月の健診に胃カメラと大腸内視鏡を予約しました。
本日もラジローのブログをご覧いただき、ありがとうございました。