みなさんこんにちは、ラジローです。
かんぽ生命の不正販売問題について語ります。
事件について
高齢者への勧誘は課長級の職員も同行して行う「同行募集」と呼ばれる方法で行われたようです。高齢者からすれば、「課長さん」がいらっしゃることで特別なお話であると思い、自分にとって良い話だろうと思うはずです。ある程度年配の男性なら、相手方の課長から名刺をもらうことも一つのバリューとなるでしょう。
乗り換えの手法は例えば470万円の保険を複数にわけるという方法です。「相続対策をしたい」と高齢者宅を訪問し、長男と次男に保険金を残せるようにと250万円ずつの契約を結ばせるというものでした。分けて終わりであれば問題ないでしょうが、ここで新契約では旧保険の解約金だけでは足りず、さらに4年間の保険料払い込みが必要にったというのです。
保険には乗り換えや転換の制度があります。それぞれの制度も正しく利用すれば本人のためになるのです。しかし今回の事案は”改悪”であり、その規模も全国レベルとなっています。
保険を解約させられて、新しい契約を増やして、保険料も増える。この話を聞いて、私は父に電話をしました。父はかんぽ生命には加入していないということでしたが、いくつかの共済には加入していました。
今度実家を訪れたときは、保険の内容についてしっかり話を聞こうと思います。
知らない間に加入させられたいうこともあるかもしれません。みなさんもお盆の帰省の時は、保険の話を躊躇なくしたほうが良いです。老後2000万円問題の話から振って始めると聞きやすいですね。
以上です。
本日もラジローのブログをご覧いただき、ありがとうございました。